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運動をイメージすることは実際の運動時の脳活動と似ている!?

皆さんは運動イメージという言葉はご存知でしょうか。
運動イメージは実際には運動せずに運動を脳内でイメージすることを言います。近年、この運動イメージに関連する研究が多くされています。

今回はその中で代表的な研究についてご紹介したいと思います。

運動イメージと実際の運動時の脳活動の比較

健常人を対象として、指の動きのイメージ、指の運動の二つの条件を機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて測定しました。
この2条件実施中の脳活動を比較した結果、イメージ条件と運動条件で共通して活動する脳領域が多いことが判明しました。
図1をご覧ください。

・赤色で示す領域は運動時に特異的に活動した領域です。
・黄色で示す領域は運動イメージ時に特異的に活動した領域です。
・青色で示す領域は運動時と運動イメージの両方で活動した領域です。

脳活動(図1)
図1

共通して働いた領域が多くある事がわかります。

これまで示した研究で運動イメージと運動は共通して活動する脳領域が多いことが判明しています。
この知見を基に、運動イメージを行うことで、運動機能が改善するのではないかという考えが多くの研究者の疑問として浮かびました。

そこから運動イメージトレーニングがスポーツや骨折患者、脳卒中片麻痺患者に効果があるのではないかと考えられ、研究がされています。

 

運動イメージトレーニングにより、運動機能が改善する

今回は、スポーツ選手に対する運動イメージトレーニングの効果をご紹介いたします。
若年テニスプレーヤー12名を対象として、テニスのサーブのイメージトレーニングを実施しました。
その結果、通常のテニスのサーブ練習をした群よりもサーブの運動イメージをした群のほうがサーブの点数が有意に高くなりました(図2)。

グラフ(図2)
図2

つまり、運動をイメージするだけで運動機能を維持できる可能性があるのです。
在宅でのリハビリテーションでは実際に運動したくてもできない人が多くいらっしゃいます。
また、体は動かせるのに引きこもりがちになり活動量が低下している人も多くいらっしゃいます。

そのような方々に、日常生活で短時間でも運動をイメージしてもらうだけで機能維持に繋がるかもしれません。
また、通常の運動に加えて、イメージトレーニングを実施することで運動機能がさらに改善していくかもしれません。

現在、イメージトレーニングは脳卒中片麻痺患者や骨折患者など、様々な疾患の患者を対象に研究がされています。
今後の研究結果等も踏まえて日々のリハビリテーション業務に活かせていけたらと考えます。

 

きらめき訪問看護リハビリステーションでは最新の文献を業務に活かしている職員も多いです。
また、自分で得た知識や経験を周囲のスタッフと共有することでステーション全体の業務活性にも繋げています。

職場見学も随時受け付けていますので、気になる方は下部のエントリーフォームよりお問い合わせください。

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