
私たちきらめきグループの訪問看護事業は、「看護のインフラになる」という理念を掲げ、その社会の実現に取り組んでいます。
体が思うようにならなくなっても、住み慣れた家で暮らし続けられる。人生の最終盤を自宅で過ごすと決めた皆様のそばにいる。
それが、水道や電気と同じくらい当然のように存在する。
私たちが目指すのは、看護が生活インフラの一部になる事です。
かつてこの国には、地域や家族の中に、支え合いの仕組みが自然に存在していました。隣近所が声を掛け合い、家族が家族の面倒を見る。それが特別なことではない時代がありました。
しかし、社会の変化の中で、その基盤は静かに崩れかけています。団塊の世代の全員が後期高齢者となった今、独り暮らしの高齢者は増え続け、「社会的孤立」は遠い誰かの話ではなくなっています。
誰かがそばにいて、大切な誰かを想いながら、日々を重ねていく。その当たり前の営みこそが、昔も今も、そしてこれからも、人に幸せと心の豊かさをもたらすのだと、私たちは信じています。
そして、その当たり前の日々を、暮らしの場で最後まで支える仕事こそが、看護だと思うのです。
だから私たちは、「インフラのような存在を目指します」とは言いません。
「看護のインフラになる」と、言い切ることにしました。
インフラには、二つの条件があると考えています。
一つ目は、届くこと。
どこに住んでいても、どんな事情を抱えていても、必要とする人のもとに看護が届くこと。私たちが東京・埼玉で拠点を増やし続けているのは、規模の拡大そのものが目的ではありません。私たちが届けたい看護の空白を地図の上から一つずつ消していくためです。
もう一つは、止まらないこと。
今日届いても、明日止まってしまえば、それはインフラではありません。10年後も、50年後も、届き続けること。
そして、止まらないために最も大切なのは、支える人がすり減らないことです。
ご利用者様を大切にすることと、働く人が自分の人生を大切にすること。どちらも守られてこそ、人は仕事に誇りを持ち、長く続けていくことができます。
献身は、「持続可能である」事が大切だと考えています。
これからも地域でずっと、変わらずどこかの家のチャイムを鳴らしている。そこで働く仲間が誇りを持ち、その看護が、地域にとって空気のような当たり前の状態を志を同じくする仲間と共に創り、次の世代につないでいく事を目指していきます。
