代表メッセージ
「関わる全ての方が、いつまでも自分らしく、幸せな毎日を送れるように」
これは、訪問看護ステーションを始め、機能訓練型デイサービスや有料老人ホームなど様々な介護福祉事業を展開する我々「きらめきグループ」の経営理念です。
この我々が“関わる方”とは、お客様や取引先様だけではなく、医療介護・福祉サービスを提供する私たち自身、共に働くスタッフも包含しています
日本では、少子高齢化が進み、高齢者の医療費や介護費が増えました。
それを支える若い世代への負担も増しています。
先ごろ発表された税金・社会保障費の国民負担率は47.5%になる見込みで、世間では「江戸時代の五公五民と同じで、一気寸前の負担率である」と揶揄されるほどです。
さらに、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって医療従者の業務負担、労働時間がさらに増加するなど医療従事者の労働環境は厳しい状況にあります。
医療機関・病院の経営悪化による賞与・賃金カットが実施される等のニュースも記憶に新しいところだと思います 。
一方で、我が国の高齢者を取り巻く状況は、より深刻化を増し、団塊世代と呼ばれる約800万人が75歳以上の後期高齢者になる2025年も間近に迫っています。
このような状況下において、仕事に対するモチベーションを保ち続けることの難しさや将来への不安を感じている医療従事者の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
誰も孤立しない、豊かな社会の営みを守りたい
かつては、地域の相互扶助や家族同士の助け合いなど、地域・家庭・職場といった人々の生活の様々な場面において、支え合いの機能が存在しました。
しかし、経済の成長とともに相互扶助の基盤であった地域コミュニティが弱体化し、さらにインターネットやSNSの発達により、自分の見たい、知りたい情報だけに埋もれ、近年では、引きこもりや孤独死など「社会的孤立」の問題が浮き彫りとなりつつあります。
さらに地域、行政、保険制度そのものも様々な課題を抱え「負のスパイラル状態」に陥り、日本人全体の自己肯定感や団結力が低下していっています。
私は、この状況に強い危機感を感じ、なんとか改善していきたいと本気で考えています。
私が目指しているのは、「どんな時代であっても大変なことを皆で乗り越え、共に笑ったり、楽しんだり、大事な人を愛しながら過ごすこと」です。
何を当然のことを言われるかもしれませんが、そんな当たり前の人間の営みこそが、昔も今も未来も、人間にとって普遍的な幸せや精神的豊かさをもたらしてくれるものだと思うのです。
「支える側」「支えられる側」双方の幸せを考える
これからの新しい時代、地域社会の相互扶助の永続的な実現には「支える側」「支えられる側」のどちらかだけが幸せになるという事ではなく、お互いが幸せになる事が絶対条件です。
これまでの医療サービスは、その専門性から医療従事者の使命感や自己犠牲の精神に頼らざるを得ない部分あったのは事実です。
でも私は、安易に自分を犠牲にしてほしくないと思っています。
かのナイチンゲールも「犠牲なき献身こそが真の奉仕」として他人の善意のみに依存せず、持続的な奉仕活動ができるような環境整備が肝心だと述べています。
「無理なく」、「無駄なく」、「ちょうどいい頑張り」、「患者様も大事、自分や家族、恋人も大事」が実現するからこそ、仕事に誇りを持ちつつ自己実現や喜び、幸せを感じられるのではないでしょうか?
地域の在宅療養や介護を支え続けるためには、単なる負担軽減ではなく、未来への希望を持てる環境の整備こそが最重要課題であると私は考えています。
仕事の充実と誇りが、いたわりの心や明るい未来につながる
メディウェルズは、「社員1人ひとりが未来に夢を持ち、自分らしく働ける」会社を目指しています
給与面はもちろん、キャリア面、福利厚生面で職員の満足度を高めています。
経歴など分け隔てなく、頑張れば昇進できるキャリアプランを用意、やる気があればすぐに管理職へ抜擢しています。
ITを活用した業務の効率化や従業員の独立支援など時代に合わせた労働環境の整備も進めています。
社員自身が豊かな気持ちでプライドを持って働く、その一人ひとりの行動が、立場の違う他者をいたわる気持ちにもつながり、この国の未来を明るくする事につながるようになると私は信じています。
「未来の日本を背負って立つ」希望を持って働こう
私たちきらめきグループは、今までの日本の地域社会の相互扶助の歴史や伝統を大切にしながら今後も持続可能なものであり続けられるように、時代にあわせた様々なアイデアやアプローチで地域の医療や介護を支え続けていきます。
きらめきの仲間になって世の中を今より、より幸せな未来に変えていきましょう。
未来の日本を背負って立つ!そんな気概のある方が仲間に入ってくれることを心から楽しみに待っています。
株式会社メディウェルズ
代表取締役 小南 忠史