初めての訪問看護、訪問リハビリを安心サポート!

初めての訪問看護、訪問リハビリを安心サポート!

現在、日本では在宅医療の充実が期待されており、その担い手である訪問看護師、訪問リハビリスタッフの必要性は高まっています。

訪問看護、訪問リハビリは、地域で暮らす利用者様とそのご家族が望む形で過ごせるように専門職として支えていくことが重要となります。

在宅における看護やリハビリスタッフに求められるものは病院とは異なる点もあるため、不安に感じる方は多くいらっしゃると思います。

今回は、初めて訪問看護、訪問リハビリに従事するスタッフが、入職してから独り立ちするまでの流れをご紹介します。

入職から訪問の独り立ちまでの流れ

入職してから訪問の独り立ちまでは、およそ1ヶ月の期間をかけて行ってきます。
大まかな流れを図に示します。

入職1週目

入職1週目は、スキル把握アンケートや事業所内設備、物品の説明を行います。また、訪問看護ステーションの概要や制度の研修が中心になります。

ここでは、スキル把握アンケートと研修の内容について説明します。

スキル把握アンケートは、

・看護・リハビリスタッフが経験したことのある疾患について
・訪問看護・リハビリに対するイメージ
・得意・苦手の分野
・学んできた手技

などをアンケート形式で記載してもらっています。

経歴だけでは推測できないスタッフの得意な事、苦手な事、個性について把握し、スタッフが能力を充分に発揮できるように活かしています。

概要や制度の研修は、

・訪問看護ステーションとは何なのか。
・仕事はどのようなことを行っているのか。
・知っておくべき知識はどんなものがあるのか。

など仕事のイメージをつけることを目的に行っています。

入職1週目〜2週目

入職2週目からは、実際にスタッフに同行して訪問の見学が始まります。

新入職員によっては1週目から同行を開始する場合もあります。

見学では以下の点を意識しながら行って頂いています。

①利用者様宅までのルート確認
②利用者様の医学的情報の収集
③適用保険の確認
④ヘルパーや往診などの他事業所のサービス内容の確認
⑤訪問看護やリハビリを利用となった経緯
⑥急変のリスクや緊急時の対応

利用者様の全体像を把握することを目的に行いつつ、訪問業務の雰囲気や振る舞いなどを学んでいきます。

入職3週目

入職3週目も、スタッフに同行して見学を行いますが、独り立ちに向けて実践を始めていきます。

具体的には同行したスタッフと入職したスタッフでケアやリハビリを分担しながら行ったり、バイタル測定や記録の作成を始めます。

また、看護師はリハビリスタッフ、リハビリスタッフは看護スタッフに同行し、他職種の業務理解、協同関係の構築を図っています。

入職4週目

入職4週目は、2、3週目で見学した利用者様の代行訪問を行い、独り立ちの準備が始まります。

新規利用者様の担当もこの時期から徐々に開始していきます。

利用者様の情報収集やカルテの書類作成、ケアマネジャーへの報告、計画書の作成などを先輩スタッフと一緒に行っていきます。

入職4週目には、訪問看護・リハビリの仕事のイメージが明確になっていきます。

そこで、具体的になった不安や疑問などを質疑応答する時間として、管理者と面談を行い、安心して仕事が行えるようにサポートしていきます。

代行、面談

今回は、入職から訪問の独り立ちまでの流れを説明しました。

きらめき訪問看護リハビリステーションでは、入職された方の能力が充分に発揮できるように、密にコミュニケーションを図りながらサポートしています。

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