利用者様・スタッフを守る感染予防対策!
利用者様・スタッフを守る感染予防対策!
冬期になり、新型コロナウイルス感染拡大が再燃してきており、埼玉県でも多くの感染者が報告されています。
訪問看護においても日々感染に注意しながら在宅療養者を支える責務を果たしています。
利用者様・スタッフがともに安心して関われるように、感染予防の対策は必須となります。
現状、新型コロナウイルスの感染予防では、 ウイルスを大量に含んだ大きな飛沫 が「目・鼻・口」の重要3点に付着したり、そのまま吸いこむのを避けることが重要と言われています。
今回は、当ステーションで行っている感染予防についてご紹介します。
利用者様に協力していただく感染予防
当ステーションでは、利用者様に対して2つの感染予防対策を行っています。
1つ目は、感染症の兆候についての事前連絡です。
事前連絡の内容は以下になります。
・37.5℃以上の発熱
・咳、くしゃみ、鼻水が止まらない、倦怠感がある
・におい、味覚に異常を感じる
これらの症状がある場合に、事前連絡をして頂いています。
これは、利用者様だけでなく、同居されている家族も対象にしています。
2つ目は、マスクの着用です。
ご自宅に訪問した際に、利用者様や同席される家族の方には、マスクの着用をお願いしています。
この1年で、利用者様もマスク着用が習慣になってきています。
※利用者様の体調について確認している様子と利用者様への協力依頼
スタッフが行う感染予防
訪問看護では、利用者様と2m以上の距離を取りながら、ケアやリハビリを行うことは難しいです。
そこで、マスク・フェイスシールド・ニトルリ性手袋を装備しています。
マスクとフェイスシールドは、「目・鼻・口」の重要3点へ付着防止を行っています。
マスクとフェイスシールドの併用により、近距離でのケアを行っても、濃厚接触にはならないと言われています。
ケアによる手の接触があるため、ニトルリ性手袋を着用しています。
新型コロナウイルスは、様々な環境の中にある物にも付着します。
しかも、物に付着しても、一定期間感染力がある状態を維持すると言われています。
例えば、サージカルマスクでは内側で6日間、外側で7日間となっています。身近の物では、木製の物や布類は1日間、ガラスや紙幣は2日間です。
ちなみに衣類やハンカチに付着したウイルスは洗濯機で通常通り洗濯をすると、ほとんどが洗い流されると言われておりますのでご安心ください。
当ステーションでは、現状行える最大限の装備をし、業務に励んでいます。
※事業所で準備している感染予防対策物品の一部
感染症対策は標準感染予防策の徹底にあると考えます。
徹底したこまめな手洗い、マスクの着用、粘膜の保護、等などです。
ウイルスに感染しない、感染させない事を目的に全ての利用者(無症状な方や療養生活のみの方を含めた全ての利用者)に対して感染予防を徹底しています。
今回は、感染予防対策についてご紹介しました。
当ステーションでは、「何が来ても、どのように来ても」混乱しない体制・環境を整え、利用者様とスタッフが安心、安全に過ごせるように努めています。