第30回 呼吸ケアセミナーに参加してきました

きらめき訪問看護リハビリステーションでは、職員のセミナー参加にも積極的です。

参加したい講演会があれば申請を行い、会社負担で講演会やセミナーに参加できます。

今回、川越事業所の理学療法士である中村が呼吸器ケアのセミナーに参加してきましたので紹介します。

第30回 呼吸ケアセミナーに参加してきました

きらめき訪問看護リハビリステーション川越事業所 理学療法士の中村です。

いま予想されている2020年の世界における死因をご存知でしょうか?

 3位:COPD(慢性閉塞性肺疾患)
 4位:呼吸感染症
 5位:肺がん

と、このように呼吸器疾患が占めると言われています。

これから超高齢化社会を迎え、さらに増えると考えられている呼吸器疾患について学ぶ必要があると感じ、今回セミナーに参加してきました。

令和元年7月28日(日)、例年より長く続いた梅雨も明け、陽射しが強い一日となりました。

今回の会場である昭和大学上條講堂内には看護師・理学療法士・臨床工学士が計500人の聴講者が参加ていました。

このセミナーから看護部門の最新トピックスを取り上げたいと思います。

呼吸器認定看護師が創設(2020年よりカリキュラム開始)

現在、慢性呼吸器疾患看護においては認定が定められています。

呼吸器疾患は急性と慢性が連続性を持った病態であるため、区別せずに専門的ケアの提供が必要です。このことから来年度より呼吸器認定看護師養成のカリキュラムがスタートします。

変更点として、この認定資格を得た看護師は医師の指示と手順書のもとに以下の事が可能になります。

 ・呼吸補助装置の調整、設定変更
 ・鎮痛薬の投与量の調整
 ・挿管チューブの抜管

これより、病院から在宅(地域)まで看護師がフォローできることになります。

そのため「治す医療」から「治し、支える医療」へと業務が拡大していくことが期待されます。

住み慣れた地域・自宅で安心して生活が出来るようになると考えられ、より訪問看護が活躍できる事が考えられます。

 

変化に気がつく事が大切

今回セミナーで講演をした講師は「気づき」も非常に大事であると話しがありました。

血液データや画像も大切ですが、日々、利用者さんと顔を合わせる中で顔色や会話、声量、動作等いつもと少し違った変化を見逃さないことが重要であり、その「気づき」が重要なサインになることもある、とおっしゃっていました。

他にも疾病について、新たな知見を得ることができ、密度の濃いセミナーとなりました。

このように、きらめき訪問看護リハビリステーションでは職員のセミナー参加にも力を入れています。

参加したい講演会があれば申請を行い、会社負担で講演会やセミナーに参加できます。

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