訪問看護で大切な「接遇マナー」って?

自宅での基本マナーと対人関係のポイント
訪問看護は、利用者様のご自宅というプライベートな空間で行うケアです。
そのため、専門的な看護技術だけでなく、利用者様やご家族と良好な関係を築くための「接遇マナー」がとても重要になります。
今回は訪問看護における基本的な接遇マナーについて、具体的なポイントを紹介します。

1. 挨拶の仕方は訪問看護の第一印象

訪問時には、まず明るくはっきりとした挨拶を心がけています。
「こんにちは、きらめき訪問看護リハビリステーションの△△です。本日はよろしくお願いいたします。」など、名乗ってから挨拶することで安心感を与えられますね。
自ら所属と名前を名乗ることで、どこの誰が来たのかをお伝えして安心してもらう必要があります。
帰る際も、「本日はありがとうございました。お大事になさってください。」と丁寧に伝えましょう。

2. 訪問時の立ち振る舞い・居宅への入り方

利用者様の家に入る際は、必ず靴を脱ぐ場所で靴を脱ぎ、足元をきちんと整えます。
ドアの開け閉めは静かに、急がず丁寧に行い、訪問先の家のルールを尊重しましょう。
小さな行動の積み重ねがその人を作ります。
また、訪問中は利用者様やご家族のプライバシーを尊重し、許可なく家の中を歩き回らないことも大切です。

3. 言葉遣いは「敬語」と「やわらかさ」のバランスが大切

訪問看護では、丁寧な敬語を使いつつも、あまり堅苦しくなりすぎない自然な話し方が望まれます。
いわゆる「タメ口」は避けています。
利用者様やご家族様の話をよく聞き、共感の言葉を添えながらコミュニケーションをとることが大切です。
わからない言葉や専門用語は避け、わかりやすい言葉で説明することもポイントですね。

4. 身だしなみと態度も接遇マナーの一部

清潔感のある服装や身だしなみは、訪問看護の信頼につながります。
また、笑顔やアイコンタクト、落ち着いた声のトーンも利用者様の安心感を高めます。
昨今は多様性と言われ、様々な外見も許容されるような世の中になりつつありますが、我々が対応するのは65歳以上の高齢者が多いです。
多様性を許容しつつ、普段対面するご利用者様への配慮のある身だしなみが大切です。

5. 利用者様の尊厳を守る姿勢

訪問看護は利用者様が自宅で安心して暮らせるよう支援する仕事です。
ご利用者様の意志や価値観を尊重し、押しつけにならない対応を心がけましょう。
価値観は人それぞれです。
人の数だけ生活や、価値観があります。
何がその人を作り上げているのかを知るように努力し、その人の価値観を感じ取ることが大切です。

まとめ

訪問看護における接遇マナーは、利用者様やご家族との信頼関係を築くための土台となる非常に大切な要素です。
私たちスタッフは、明るく誠実な対応はもちろん、丁寧な接遇マナーと清潔な身だしなみを心がけ、安心して任せていただける存在と信頼して頂けるように努めています。

当社では、未経験の方でも安心して訪問看護の現場に入れるよう、接遇マナーも含めた充実した研修を行っています。
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