定期勉強会のご報告
きらめき訪問看護リハビリステーション定期勉強会のご報告
9月20日にケアマネージャー様向けの定期勉強会を開催致しました。
今回のテーマは
『ご家族の介護負担を半減させる関わり方~認知症を抱えていても在宅生活を継続するために~』
で行いました。
プレゼンターは当事業所内でも特に認知症に対して力を入れ取り組んでいる治郎丸志乃です。
勉強会内容は、
『認知症の方への訪問看護の役割』
『コミュニケーション方法』
『ケアマネージャー様との連携・協働』
『ケアの実際』
について講義しました。
また、『ケアの実際』では、実際に合った利用者様やご家族とのやり取りをケースごとに分け、どのようなケア方法や対応を行ったのかご説明しています。
当日はお忙しい中、多くの皆様にご参加して頂くことができました。コミュニケーションの実技体験や質疑応答では大変盛り上がり、ご参加頂けた皆様と多くの交流を図ることができたと思います。
特にコミュニケーション方法については実技にてケアマネージャー様に、どの距離間で話すのがいいのか、声のトーンや表情によって聞き手にどのような変化があるのかを2つのパターンを用いて体験していただきました。
1つ目は距離を縮め、表情は固く、声のトーンも落として行いました。
2つ目は利用者様との距離を徐々に縮め、口調を柔らかくコミュニケーションを図りました。
体験して頂いたケアマネージャー様からは、
「距離や声のトーンでここまで変化があるのかと思いました」
「1つ目のパターンではこちらも構えてしまう」
など距離や口調、表情の変化での大きな違いについてご意見を頂きました。
我々も、普段何気なく話しかけてしまっていることもありますが、特に認知症を患う利用者様は言語理解が低下し、うまく気持ちを表出できないことがあります。
その場合、こちらの表情や声のトーンで利用者様が安心しコミュニケーションが図ることが出来ます。
これらを続けていくことが信頼関係を形成していく上で重要だと改めて感じました。
今回の勉強会で得た経験を活かし、今後も地域の皆様のお力になれるようきらめき訪問看護リハビリステーション一同、力を合わせて日々努力していきます。
勉強会は今後も継続して実施していきますのでぜひ、この記事をお読みになられた方もご参加いただければと思います。
さいごに
きらめき訪問看護リハビリステーションでは定期的に外部向けの勉強会を開催しています。
参加条件は設けておりませんので、今後の開催の際はぜひ皆様のご参加をお待ちしています。
気になる方は下部のエントリーフォームよりお問い合わせください。