国際学会にて研究発表を行いました!

平成31年4月28 日に仙台の東北大学で第1回日韓台ニューロリハビリテーション学会が開催されました。

第10回・日本ニューロリハビリテーション学会において同時開催となりました「第1回・日韓台ニューロリハビリテーション学会」にきらめき訪問看護リハビリステーション志木事業所のリハビリスタッフ酒井克也(理学療法士)が参加・発表をしてきました。

この学会は日本・韓国・台湾の3ヶ国による合同学会で、韓国・台湾から多くの医師・理学療法士が来日され、英語での講演や発表が行われました。
講演の内容としては、認知症と嚥下障害についての最新の科学的知見やリハビリテーションが紹介され、日本・台湾・韓国それぞれの国のエキスパートが講演されていました。

日本ニューロリハビリテーション学会公式ホームページ内記事を参照)

酒井は、「Relationship between the motor imagery of gait and physical functions in stroke patients」という演題を発表してきました。

発表はもちろん全て英語で行います。

写真は発表前の酒井

発表内容は、脳卒中片麻痺患者様を対象に10m歩行のイメージをして頂き、その10mのイメージ時間と実際の歩行時間に相関関係があるかを調査しています。さらに、その他にも、しているADL動作を評価する「FIM」と「イメージ」、「FIM」と「運動麻痺の重症度」にそれぞれ相関関係があるかを調査しています。 分析の結果、10m歩行のイメージと実際の10m歩行時間とは相関関係がみられ、運動麻痺の重症度とFIMについても同様に相関関係がみられました。

歩行のイメージが速い人は実際の歩行時間も速く、運動麻痺の重症度は、歩行のイメージが速い人の方が運動麻痺の重症度も軽いという結果でした。

運動イメージ時間は実際の動作時の時間と類似することが先行研究にて報告されています。

また、運動イメージ能力が低い方やイメージ時間と実際の動作時間との解離が大きい方などは転倒歴があるなども報告されています。

今後はこのイメージを評価するということが、日常生活動作のどのような事と最も関連があるかや、転倒との関連を調査していく予定です。

今後の研究内容はまたこのホームページ内でご報告致します。ご期待ください!

 

きらめき訪問看護リハビリステーションでは、各スタッフの行いたい事をサポートしています。

研究の分野に興味のあるスタッフは研究を、地域の活動に興味のあるスタッフは地域活動を、それぞれの行いたい事のお手伝いが会社を通して出来ればと考えています。

もちろん学会発表は職員にお願いしている業務ではありません。今後も各スタッフの、社会貢献・地域貢献のためになる行動は可能な限りサポートしていきます。

気になる方はお気軽にお問い合わせください。

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