MDIC認定試験を受けてきました

今回は、医療機器情報コミュニケータ(MDIC)認定の試験を受講したスタッフのつぶやきです。

MDICとはMedical Device Information Communicatorの略で、日本医療機器学会が育成に力を入れている医療機関と製造販売業者の間に立つ役割を担う者を言います。

詳しくは日本医療機器学会のページを参照ください。

MDIC認定試験を受けてきました

きらめき訪問看護リハビリステーション川越事業所 理学療法士の岡田 和也です。

1月にMDIC認定試験を受験したのでその紹介をさせて頂きます。

今回私が受験したのは『医療機器情報コミュニケータ(MDIC)認定』という資格で日本医療機器学会が主催しているものです。

この認定の目的は
医療機器の品質向上、安全性の確保並びに適正使用の普及
というものです。

日々、医療機器の技術は進歩しているため、適切に医療機器を使用できているか、安全性は保たれているかなどを管理できる人が必要となります。

MDICは医療機関と製造販売業者のパイプ役ともなる資格で、基本的には臨床工学技士が持っている方が多い資格です。

認定試験は年に1度あり、今年で12回目の開催となっています。受験方法はeラーニングを受講することで認定試験を受ける資格が得られます。

受験者は医師や看護師、臨床工学技士などの医療従事者、医療機器の製造や販売業者など幅広い職域に渡っています。

受験科目は、

・医療概論
・臨床医学
・臨床工学
・医療情報

の4つがあります。

「医療概論」は医療関連の歴史や社会制度、法令などの知識を問われます。
「臨床医学」は人体の構造や疾病の知識、その診断や治療に関する知識を問われます。
「臨床工学」は医療機器の仕組みや保守点検の知識を問われます。
「医療情報」はコンピューター関係の基礎知識と医療現場で利用されている情報システムの知識を問われます。

なぜMDIC認定を受験したのか

私がこの認定試験の受験を決めた経緯についてお伝えします。

私は訪問看護の業界に入る前、4年間回復期病院に在籍しておりました。

回復期病院ではリハビリが中心となるため、治療や診断のための医療機器を目にする機会はほとんどなく、それらに関する知識は漠然としていました。

現在、訪問させて頂いている利用者さんの多くは自身の受診内容や治療に関するお話をよくしてくださります。

なかには人工呼吸器を使用している方や、透析治療を受けている方、癌の治療をしている方など様々な利用者さんがいらっしゃいます。

様々な利用者さんを担当する中で、使用している機器や治療の構造・仕組みを理解しておく事は利用者さんへサービス提供をする上で非常に重要だと感じ、今回受験を決めました。

(試験勉強に励む川越事業所スタッフの岡田)

実際に勉強してみると、前述したような、自分があまり関わることのできていなかった分野の知識を知る事も出来ました。

また、普段使用している血圧計やパルスオキシメーター等の検査機器のメカニズム等、既存の知識を深める事もできました。

私は理学療法士であるため、普段はリハビリテーションの知識を深めることが多いですが、時にはこのように医療従事者として広域の医療知識を付ける事も有意義なのではないかと感じました。

今後も機会があれば自己研鑽のための挑戦を続けていきたいと考えています。

さいごに

このように、きらめき訪問看護リハビリステーションでは、業務上必要になってくる知識を自ら得ようとするスタッフを応援します。

参加費や学会費等も申請をすれば会社負担で受講する事も可能です。

詳しく知りたい方は下部のエントリーフォームからお問い合わせをお願いします。

見学のみでも受付ております。

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