令和最初の勉強会を開催します!

9/20に勉強会を開催します!

きらめき訪問看護リハビリステーションでは、医療・介護関係者向けに年に2回、勉強会を開催しています。勉強会では、参加された方々と一緒に情報共有を積極的に行っています。

令和元年は、「認知症」をテーマに勉強会を行います。

・テーマ:介護負担を半減させる関わり方
 〜認知症を抱えていても在宅生活を継続するには〜

・開催日:R1.9.20(金)
・時間:18時30分〜19時30分
・場所:ウエスタ川越 1階多目的ホール施設詳細はこちら
・アクセス:川越駅より徒歩5分  本川越駅より徒歩15分(アクセス詳細はこちら

※地下1階に駐車場がございます。

プレザンター紹介

今回プレザンターを務めるのは、認知症看護に熱心な川越事業所の看護師の治郎丸です。

健康長寿医療センターの精神科や特別養護老人ホーム、療養型病院で認知症の初期から末期までの看護ケアを10年上経験してきた看護師です。

また、認知症リンクナース、東京都認知症患者対応力向上研修修了など様々な認知症に関わる研修を修了しております。

現在は訪問看護ステーションにて、在宅での認知症ケアを熱心に取り組んでおり、最近ではオレンジカフェにも参加したりと、地域の人々とのコミュニケーションも積極的に行っています。

今回の勉強会では、治郎丸がプレゼンターとなり、症例を提示しながら認知症の病態解釈を進めていきます。

 

勉強会をより有意義にするために

今回の勉強会をより有意義にするための事前の知識として認知症に関する我が国日本に現状を紹介しようと思います。
認知症患者への訪問看護の役割と効果」も併せてご確認頂くとより知識が深まります。

さて、認知症は高齢になればなるほど発症する危険性は高まります。また日本は世界トップの長寿国であり、認知症大国になることが予測されています。

厚生労働省の2015年1月の発表によると、日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人、65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15.0%)でありましたが、2025年には約5人に1人になるとの推計もあります(下図参照)。

日本は核家族化が進んでおり、高齢者自身で意思決定をしながら生活しなければいけません。

しかしながら、認知機能が低下してきても、自身で気付けないことが多く、様々なトラブルに巻き込まれたり、トラブルを起こす可能性が高くなります。
例として、オレオレ詐欺被害や高齢者ドライバーの交通事故などが挙げられます。

認知支援では、「見守り」と「自立」の両立が大切であり、状態によりグラディエーションがあるので、それに応じた適切な判断と丁寧な支援を行っていく必要があります。

そのためには、医療や介護関係者に、早めに出会い、早めに認知症支援を受けることが望ましいです。

しかし実際は、認知症が進行し生活困難が生じてから、医療や介護関係者に出会うことがほとんどのようです。

以前の記事に掲載したように、認知症における訪問看護介入については研究が進められており、効果的であると示唆されています。

今回の勉強会では、そんな認知症看護に熱心な川越事業所の看護師の治郎丸が認知症の病態解釈も含めて講演をさせて頂きます。
参加は無料です。

また、事前申込みも不要ですので、職場スタッフの雰囲気を感じるチャンスです。